— CHAPTER 02 —
Story
ストーリー
大切にされた"物"には付喪の"精霊"が宿るーー。そんな言い伝えが信じられている古代中国。工芸品の保存・修復を行う「秘宝閣」には、人には見えず、触れもしないが、実は多くの精霊たちがひっそりと暮らしていた。
ある日、平和の象徴と呼ばれる幸いをもたらす傘・青唐傘と、戦乱を呼ぶと恐れられる不吉な刀・黒玉剣が秘宝閣に収められる。青唐傘には精霊「チンダイ」が、黒玉剣には「ワングイ」が宿っていた。しかし、黒玉剣に宿るワングイが突然姿を消し、黒玉剣もまた秘宝閣から持ち去られてしまう。
突然姿を消したワングイを探すため、チンダイは秘宝閣で働く若き職人「モーヤン」とともに旅に出る。モーヤンには、普通の人には見えない"精霊"の姿を見ることができる不思議な力があった。
行く先々で、普通の人には聞こえない"精霊"の声を聞きながら、人々の大切な"物"を修復していく二人。そこには、持ち主の想いが宿る、さまざまな物語があった。
そして旅の果てで、チンダイはワングイと出会い、自分の運命と向き合うことになる__。